日本選手権レースレポート

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皆さんこんばんは!

古山大です。日本選手権、バイクで転けました。他選手を巻き込んで…。ホントに申し訳ございませんでした。

…というわけで!例の如くレースレポート!

落車。今回は自分が原因の落車。詰めの甘さと集中力、スキルの問題。

・スイム750m

ウェットスーツ着用。例年と違い反時計回りのコース。例年は時計回りのコースで右側から選手がスタートポジションを選択するので今年は左側から埋まっていくものなのかと思いきや、右側にも選手が別れる状況。しかし、当初の予定通り空いている中で1番左側の位置を選択。

スイムスタート。苦手意識のあるスタートダッシュだが、今回は上手く決まる。しかし、抜け出すほどまでは行けず、ある程度のスペースを保ちながら泳ぐに留まる。

第一ブイ。知らぬ間に流されて1番インコースを取ってしまっていた。当初やろうとしていた作戦とは違う位置になってしまったが、今更ラインを変えられないのでインコースを強行突破。1名ほど上に乗っかってきたが、直ぐに払いのけてなんとかブイ周りをクリア。先頭から遅れているのは見えていたので、スペースを確保し改めてダッシュ。

最終ブイを周り前を見ると先頭が逃げていた。しまったと思いつつも、少しでも前方に位置する為、大外から集団を捲くる。しかし、捲りきれず、集団中程でスイムアップ。

・トランジッション

只ひたすら無我夢中で走る。ウェットスーツは練習通りうまく脱げて、ヘルメットも直ぐに被れた。しかし、トランジッションラップ1位は逃す。少し傾斜があったが、マウントライン通過後直ぐに乗車し、ペダルを無理やり踏み倒してバイクコースへ。

・バイク

30秒前?に先頭集団。少し手前に第2集団が見える。飛び乗り後直ぐにバイクシューズを履き、DHポジションでペダルを力の限り踏み倒す。ナンバー3の小田倉選手と一緒になったので、二人で第2集団を追う。船の科学館駅辺りで集団を捕らえ、無事集団入り。今までの走力であれば追いつかなかったであろう差であったので、ここで追いついたのは正直驚いた。追いつく為に踏んではいたが。しかし、集団でローテーションに入るも、ライン取りや速度不足で他選手からお叱りを受ける。すいませんでした。

そして2周目終盤。ローテーションで下がる際に速度調整を誤り、前の選手の後輪に私の前輪がハスる。DHバーを握っていた為ブレーキも出来ず、落車。後続の選手を巻き込んでしまった。余所見はしていなかった。完全に風の抵抗による加減速を考慮していなかったのと、集団内でDHポジションをとっていたためにブレーキが出来なかったのが原因。どちらも完全に私の落ち度。レース続行不可となり、私の日本選手権は終了。とんでもない事をしてしまった。

このレースへ向けて、大会関係者はもとより、私の関係者の皆様にも多大なるご支援ご声援を頂いたことを改めて御礼申し上げます。

この大会へ向けて、非常に多くの方々からサポートをしていただきました。プロとして結果で返したい。と思い、レースに臨みましたが、そうする事は叶いませんでした。

しかし、今回のレース。ネガティブな教訓はもちろん沢山あらましたが、同時にポジティブな発見も多数ありました。確実に練習で試行錯誤を繰り返して来ていたものが形になっていた実感がありました。

プロは結果で魅せる。というのが私のプロとしてのポリシーであり目指すプロ選手像なのは変わりありません。しかし、これからオフシーズンに入り、またレースが無くなる中で、レースでの結果以外にも何か応援してくださる皆様にお返しできることはないか。そして、レースとはまた違った方法でトライアスロンの盛り上げに携わることはできないか。そういう事も積極的に行っていきたいと考えております。(まだ何も始められてませんが…。)

そうする事で、きっと私の競技力もプラスになっていくのではないかと思います。なので、私がまた何か始めたら面白半分でいいので少し覗いてみてください。🙇

と同時に来たるべき来シーズンへ向けて、また強化をしていきます。次こそはもっと強くなって、もっと刺激的なレースをお届けできるよう精進して参りますので、皆様これからも引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします!!!

それでは!!

↓公式記録

https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/2020result_tokyo.pdf

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