継続して練習するために 疲労の管理方法①その日の疲れ具合を把握する。

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皆さんこんにちは!
1月も半ば。お正月気分もスッカリ抜けてしまっているかと思いますが、如何お過ごしでしょうか。
私はオフシーズンも半ばに差し掛かり、毎日ボロボロになりながら練習してます…笑

ところで皆さん、日々の疲れ具合って管理できてますか。

最近の私は、「如何にして質の高い練習を毎日繰り返すか?」と言う事を考えた結果、毎日練習で目的通りの強度に到達するために一番気をつけなければならないのは、

・「頑張りすぎてしまうこと」と
・「十分に負荷がかからない(余裕ができてしまう)状態で終えてしまうこと」

なのではないかと考えました。
そしてこの両者を判断する材料として「疲労具合の管理・把握」が重要なのではないかと思ったのです。

ずっと書き溜めてきたからこそ、数値じゃない自分の感覚が大切なのではないかと思いました。

お仕事だと自分では調整できない疲れなんかもあるかと思いますが、その部分も含めて1日の最後、寝る前ぐらいにその日を振り返って「体力100%のうち、今日は何%くらい使ったかな?」とチラッと振り返るだけです。

例えば90%疲れてたらその日はしっかりやりきった!って事でしょうし、50%とかならまだ余力もあると思います。

そういう振り返り、皆さんが感覚的に何となく把握してる「疲れ具合」ってものを言語化・数値化する事によって「これぐらいならまだ大丈夫。」「ここまで来てしまうと明日は辛いかもしれない。」などと言う事が分かるようになり、翌日への準備に役立てる事ができるようになると思います。

頑張り過ぎはかえって毒です。

「でも結局これって自分の感覚主体だし、精度は高くないんじゃないの?」

と思われるかもしれません。
確かにそうです。
実際、本気で管理把握するのなら、心拍数とかSpo2とか心拍変動とか乳酸とか、、、いろんな機械で徹底的に数値化する必要があります。

ですが!
毎日振り返りをすることの目的は精度にはありません。

一番の目的は「疲労状態を客観視して評価する癖をつけること」です。

「日本人は頑張りすぎる」っていうのは、スポーツに限らずお仕事やそれ以外のことにでもよく言われることです。

確かに、ときには限界を超えて頑張らなければならないときもあるかもしれませんが、120%のパフォーマンスを1日出して3日寝込んでしまうよりも、80%でいいから4日間やり続けるほうが、4日後にどちらのほうが到達点が高くなるかは想像に容易いですよね。

人の体はよく出来ていて、100%以上の頑張りを続けると必ず体調を崩したり病気になったりと、体を強制的に休ませようとします。
しかも、限界を超えて稼働させてるので、回復が困難な状態で止まることになってしまいます。

そういう状態に陥らないように「疲れたら休みを取る(取れるように調整する)」「調子がよかったら頑張る」を判断できるようになるためのきっかけ作りとしての「毎日の振り返り」になります。

気になったら試してみてください。意外と有効ですよ。

次回は疲労状態のコントロールについて書こうかなと思います。

それでは!