シャルムエルシェイクレースレポート

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アフリカ遠征1戦目!シャルムエルシェイクのレースレポート!です!

約3年ぶりの海外レースはかなりの苦戦を強いられました。

アフリカ遠征3連戦の初戦は、エジプト・シャルムエルシェイク。
結果は12位でした。
3年ぶりの海外コンチネンタルカップは、終始展開に振り回されっ放しで終わってしまいました。
練習は確実に積んできて、実力も上がってきているので、それをどうレースに転換するかが、残り2戦のポイントになりそうです。

スイム
フローティングスタートの750mを1周回。
シャルムエルシェイクの気候なのか、午前中は風が強く、午後になると止む。
レースは7:50スタートだったので強めの風の中スタート…。
と思いきや、いつまで経ってもコールがかからず。
なにやら審判たちが揉めていて「5minutes!」とか言っている。
結局10分くらい?遅れてスタート。
まあ、これくらいはコンチネンタルカップではよくある事だ。
むしろまたここに帰ってきたのかと言う感慨深ささえ感じる。

肝心のレースはスタート直後からそこまで酷いバトルには巻き込まれず淡々と第一ブイを目指す。
が、バトルは無かったが、ブイを回ったのはそこまで前方では無かった。
ここのスタートの感じはなかなか改善出来ない。バトルに巻き込まれなくなった分、3年間での成長は感じられるが…。
次はどう前に陣取るか、だ。
特に私は後半に掛けて泳速が落ちないという特徴があるので、そこを活かすためのスタートの会得は急務…だけど、なかなか難しいな。
雲を掴むような感覚。でも、確実に掴みかけている感覚はある。というもどかしい感じ。

バイク
集団切れ目でのスイムアップだったためバイク乗り出しはかなりハードに踏むことになった。
スタート直後に緩やかな登りがあったので、そこで前方を捕らえることができたが、正直「ここまでキツかったか?!」というくらいキツかった。
久々のコンチネンタルカップとはいえ、ここまで感覚が抜けているとは思わなかった。
練習でこの領域は何度も想定して練習してきたはずなのだが…、まだまだ穴があったということだろう。今後の強化に向けての重要な情報として抑えとく。
展開としては、1周目で20数名の大集団が形成されて、あとはそのままラストまで。
コース幅も広めなスピードコースであったため、位置取り争いが苛烈だった。
体の小ささを活用して、割と良い位置に着きながらランスタートへ。

ラン
ランはここ数ヶ月、一番力を入れて強化してきた種目だった。
それだけ他の2種目と比べ強化が遅れていた訳なのだが、それなりの自信をもって臨んだ。
が、現実は甘くなかった。
キツさからか私の特徴であるハイピッチのランが出来なかった。
バイク→ランの移行でしっかりランの動きが出せる状態にしておく事が大切なのだろう。
しかし、ランに関してはタイムこそ芳しく無かったが、動きや体の使い方、次への課題など敗戦の悔しさと同等程度に次に繋がる手応えも感じる事ができた。

トータル
ここ数年ずっと感じている「透明な壁が最後に1枚破れずにいる」状態を痛感したレースだった。
確実に強化は成っているけど、あと1枚、ほんの少し突き抜けきれない感覚。
逆に言うと、この薄い壁を突き抜ける事ができれば、自分で言うのも変だが、化ける事ができる気がする。
多分ここが、自分がトップ選手になれるかなれないかの分岐点なのかもしれない。
このまま突き抜けきれず終わるのか、突き抜けて次のステージへ上がるのか。
かれこれ数年間、壁は破られるのを待ってくれているが、時間の方はそうは行かない。
一刻も早く、この雲を掴むような感覚をものにして、壁を突き抜け次のステージへ行く必要がありそうだ。

以上!
レポートというか…これはなんて言うんでしょうね…。

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それでは!