ドリル練習について

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皆さんこんばんは!古山大です!

今回は真面目回!テーマはドリル練習!

ドリル練習というと水泳ばかりな気もしますが、実際には殆ど全ての種目にドリル練習は存在します。photo by 高井俊伸

さて、皆さんはドリル練習やってますか?私はやっています。しかも結構な高頻度で。

各練習のウォーミングアップやクールダウンの時に入れるのがほとんどですがね。

ウォーミングアップの際に入れるドリルは、動きの習得です。その後に続くメイン練習で発揮した全力を効率よく推進力に変えるための動きを習得します。

クールダウンの際に行うドリルは、動きの修正です。メイン練習で全力を出していると、多少なりとも動きに乱れが出てきます。反復動作による動きの順応であればその乱れは敢えて修正せずに残しておく事もありますが、大抵は理想とする形からズレた動きは修正します。

練習時間が限られてくると優先順位が低くなりがちなドリル練習ですが、少しでもいいので練習のたびにやるよう継続していった方が良いと私は思います。

…でなんでドリル練習の話なのかというと。実は…

私はドリル練習による動きの習得がものすごく下手です。

…どういうことかというと。

ドリル練習は動きの中で、推進力を得るために効率的でない動きを修正するために行います。通常の動作を行いながら修正できれば1番なのですが、意識を変えただけでそう簡単に修正出来ることはなかなか無いです。そのためのドリル練習です。

自慢じゃありませんが。私、ドリル練習結構上手いです。正確に言うと、有名なドリル練習は得意なものが多いです。動きも割と正確に行えます。

しかし、実際の動作は修正点だらけです!ドリル練習がまったく活きてません!

16年間ずっとこんな調子なので、高校生辺りからこれはまずいと思い。試行錯誤、トライアンドエラーを繰り返し、現段階で分かる限りの答えを導き出しました。それは…

ドリル練習を上手くなろうとしてしまっていること!

動作の効率化のための手段であったドリル練習が、目的にすり替わっていました。自分の頭の中や体で動きへの関連性を繋げられていなかった…のだと思います。多分。おそらく…。

まあ実際私自身のことはわかりませんが、この「ドリル練習を上手くなろうとしてしまう事」は往々にしてあり得ることだと思います。

特にジュニア期の子達に対しては、理屈を説明してもわかりにくいので、こう言う指導になってしまいがちな気がします。そう言う時は指導者が上手く誘導してあげなきゃいけないんですけどね。

逆に自分で考えることができる高校生以上のシニア年代ではこのドリル練習を如何に自分の中で実際の動きに結びつけられるかが重要と言うことです。

これのアプローチはなかなか難しいですが、大きく分けて2つかなと思います。

1つは、頭でしっかり関連性を理解すること

もう一つは、ドリルと実際の動作を交互に繰り返し体に覚え込ませること

スポーツに限ったことではないですが、目的のための手段が、いつの間にか目的にすり替わってる時ってありますよね。

少ない練習時間をやりくりされている方にはドリル練習はあまり馴染み無いかもしれませんが、効率的な動きの習得のためにもメニューだけでも知っておくといいかもしれませんよ。

と言うわけで本日のブログは以上!

それでは!

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