起床から練習開始までのルーティーン ver.2022.1

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皆さんこんにちは!
寒いこの時期は体の起動に人一倍時間がかかります。
古山大です!
初期のwindows2000くらいのイメージですかね笑 ミーー

というわけで、以前書いたこともあったようななかったような…などうでもいい情報なのですが、私は朝が弱いです。

大学生でひとり暮らし初めた頃から「アレ?もしかして俺って朝弱い?」と思うようになり、色々実験したり傾向とってみたりした結果、どうも人と比べて朝が弱いことがわかりました。
思い返せば子供の頃から得意ではなかったかな…。

で、何が困るって、練習に上手く入れなくなることです。
体と頭が上手く起きないので、練習にスッと入れないことが多い。

っていう話をお世話になってる橋本幸恵さんのコーチングの時にして、じゃあどういう流れが1番しっくり来るか試してみよう。と試行錯誤を繰り返して、ようやくそれっぽいものが一つ出来ました。

00分 目覚ましが鳴る
目覚ましが鳴ります。時計のやつとiPadのアラームが一斉に。ただそれだけです。起きるとは誰も言ってません。布団の中で目が覚めて横になったままアラームに設定した曲を半分寝たまま聞き続けます。この間に機械に指突っ込んで心拍数とSPO2を測ります。

15分 目覚ましのスヌーズ機能が止まる
iPadのアラームは15分間放置してると諦めて勝手に止まります。「もうコイツ起きる気ねぇーな。」って。アラームが止まったことを確認したら起き上がります。まだベッドの上です。
ちなみに時計は枕元に置いてあって、鳴り出したらすぐ止めます。うるさいので。
iPadは食卓の上においてあります。ベッドから届かない位置に置くことで、寝ぼけて停止してしまうことを防ぐためです。(間違って止めたらそのまま2度寝コースです)

~20分 ベッド上に座り脳の起動を待つ
この5分間が非常に重要。アラームが止まったことを確認したら、ベッドの上に座り脳の起動を待ちます。何もせずにジッと。徐々に頭の中のモヤが晴れて、思考がクリアになりベッドから立ち上がる司令を出せるようになるまで待ちます。この待ち時間が本当にwindows2000の起動を待ってるときみたいです。笑

~30分 トイレ~体調チェック
トイレ行って、体重測って、心拍変動測って(HRV 4Training)、それらの値と疲労感やらやる気などの主観評価をノートに記入。この時点で前日からの回復度が何となく分かるので、練習予定に微調整を入れるかどうかを検討します。

~60分 水飲む、コーヒー飲む、ラジオかける、着替え、準備(移動がある場合)
私は朝起きて一番最初に口から入れるものは「水」と決めてます。コップ1杯の水を飲んで、色々準備を始めます。ちなみに私はコーヒー好きではないです。ですが色々試した結果、頭と体を起こすのにこれが1番手っ取り早いのでハチミツ入れて飲んでます。そのまま着替えと準備。ラジオをかけるのは音楽と違って毎回ランダムな情報が流れるので頭が起きやすい(気がする)ことと、情報収集です。ちなみにJwaveリスナーです。笑
朝練のために移動がある場合は、60分の時点で出発します。

この時点で頭の方は、ほぼほぼフルスロットルです。
いつもの古山大の出来上がりです。(チームメイトから「朝からうるさい」と若干ウザがられてるというのを昨年知った。笑)

~120分 座ってコーヒー飲む、掃除、作業(ある場合)
自分一人で練習する場合は、そのまま自宅で起動作業の継続です。
といってもまだ何かを始めるわけではなく、少しづつ頭と体を起こしていきます。
部屋の掃除をしたり、作業がある場合はそれをしたりして「練習の際に集中力を削がれるような心残りを無くす」事をここでします。
「自分一人だと、いつでも止めてしまえるからこそ、止める理由がない状態を作りたい」という感じです。逃げ場を無くす感じでしょうか。とにかく、練習以外のことを極力気にしなくていい状況を作ります。

~180分 散歩・体操・補強
ここまで来てようやく本格的に体を起こし始めます。なので、他の人と集合して練習がある場合は、練習開始の2時間前には起きるようにしてます。
イメージとしては、散歩→体操→補強と徐々に体の動きと運動強度を上げていって、体を作っていく感じです。
このタイミングでようやく頭も体もハッキリ起きます。

180分~ 練習開始
ようやく練習開始。もちろんウォーミングアップからです。

という感じで、最近は練習に入るようにしてます。
メチャクチャ時間がかかります。
3時間…。この時間を短くしようともしたのですが、結局あまり上手く行かず、「だったら時間ではなく体の方に合わせて時間を組み立てていこう」という事になりこんな事になりました。
正直もっと短くして、睡眠時間増やしたり、パッパと練習入ったりしたいのですが…。出来ないものは仕方ない。
「こういう特性を持った体である」事を受け入れて、最大限パフォーマンスを発揮できる状況を整えてやるのが、きっと正解なんでしょうね。

流れとして意識してるのは、頭→体の順で起こしていくことです。
私の場合は、体を先に起こしてしまうと上手く練習に入れなくなったので。
逆に頭さえ起きてしまえば、体を起こすのはかなり容易です。時間さえかければ必ず起こせるようになります。
なので、頭を起こすことに関してはかなりこだわってます。
少しでも無理に起こそうとすると余計に時間がかかってしまうので、ガラス細工に触れるように慎重に起こしていきます。

というルーティーンの話でした。
そもそもルーティーン作ろうと思ったのは、『イチロー実録』という本を読んだからです。
私が物心ついた頃には、もうイチローはイチローだったわけですが。すごいですね…。

合宿で同部屋の選手がいる場合はこの限りでは無いでしょうし、季節や気温等によっても変わってくるとは思いますが、プロである以上1番に優先すべきは「どんなに時間と手間をかけてでも最高のパフォーマンスを出せる状態を作ること」だと思ってます。
今回パターンを作れて練習の質がまた一つ上がったので、微調整を加えながら更に色々な面で探求をしていきます。

…ちなみに今日は午前中は練習無しなのですが、この記事は上の流れで「~180分」の部分で書き始めました。練習のみならず、こういう作業始めるのにもそれなりに起動時間がいるようですね…。
まったく、手間のかかる体です!!!笑

というわけでここまで!

それでは!