自分の体を被検体に、色々実験。

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皆さんこんにちは。
春眠暁を覚えず。ここ最近の陽気で一日中眠気が抜けないです。
と、いっていたところに今朝の気温はグッと冷え込み…と思ったら昼頃にはまた暖かくなり…と。何だか忙しい気候ですね。
4月になり、年度が変わり、なにか変わったことがあるかと聞かれればそんなことはなく、相変わらず練習を積んでいる私ですが、最近、年明け前後から取り組んでいる「体の使い方の意識を変える」ことがようやく体に染み込んできた感じがしています。

具体的に何を変えたかというと、反り腰ではなく、骨盤をニュートラルに保って走る意識。
1月の合宿のあとのブログでも書いたのですが、走りに於いて反り腰であることはあまりメリットにならないようなんです。
私も初めて知りまして…。むしろ今まで反り腰気味のほうが体重が前に乗せやすくなってよいのではないか?とまで考えていたので、このコトを聞いたときはかなりの衝撃を受けました。
でも、たしかに色々考えてみれば「確かに」と理にかなっていて。
反り腰になると骨盤が前傾し、たしかに体重を前に落としやすくなるのですが、その分脚が十分に上がらなくなります。
イメージしやすいように言うと「腿上げ」がやりにくくなりますってことです。
走りの理想形として、最近は後ろに蹴りぬく走りよりも、体の前で脚を捌く走りが理想的であるとされています。
後ろまで蹴り抜くと、腰に大きな負担がかかり、更にけった脚を引き戻すのにまた大きな力が必要になるためです。
反面、前で捌く走りはそれらの負担が少ないです。代わりに地面を後ろまで蹴れなくなるので、いかに上手く衝撃を推進力に変えるかが鍵になってきます。

そんな感じで、まあ、色々考え方を変えながらやってきましたってわけなんですが、この骨盤をニュートラルにする意識だと、一つ絶対に必要になる能力があって、それが「腹筋」なんです。
正確には「体幹」ですかね。骨盤をニュートラルに保つと言いましたが、意外とこれが大変で。
皆さん、全力疾走とかクタクタになるまで走るとわかると思うのですが、腰って勝手に反って来るんですよ。
要するに腹筋で支えられなくなって。
で、そうなると着地の衝撃が伝わらなくなって~、地面けるのに使う筋肉が変わってしまって~、腰が張ってしまって~、脚が上がらなくなって~とかいろんな弊害が起きるわけなんです。
何を隠そう、私が今までレースの終盤これらの事に悩まされていたので、少なくとも見当違いなことでは無いはずです。

まあ、そういうわけでここに来て「体幹トレーニング」の意味を始めて理解して、今までサボってたぶん、大いに苦しみながら今に至るというわけです。笑

色々書きましたが、こうやって自分の体を使ってあーでもないこーでもないってグチグチグチグチ色々やるのが、楽しいです。まさに趣味と実益を兼ねた~ってやつですね。
というわけで今日はここまで。
それでは!